大阪のシニア&シニアを親に持つ世代のための
情報ポータルサイト
2020
85
水曜日

喪主の挨拶と挨拶例文

<喪主挨拶のポイント
葬儀に出席していただいたことと、生前の厚誼に対するお礼を述べるのが主眼となります。
通夜と内容が重なる部分もありますが、通夜に出席していない人もいますので、
あらためて丁重にあいさつしたいところです。
1.会葬のお礼
2.逝去の報告
3.現在の心境や故人との思い出
4.生前の厚誼へのお礼と今後のお願い
5.結びの言葉

 

例文1

本日はお忙しい中、母○○の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございます。私は長男の○○でございます。遺族、親戚を代表しまして、一言ごあいさつ申し上げます。
母は、○月○日、老衰のため永眠いたしました。享年九十一歳でした。
ここ五、六年は徐々に視力や聴力が衰え、最晩年はほぼ見えずという状態でした。食欲もほとんどなく、最期は病院のベッドの上で眠るように逝きました。その様子は命の火が徐々に小さくなり消えていくようで、文字どおり、天寿をまっとうしたと言ってよろしいかと思います。
生前の母の思い出といえば、とにかく気丈だということに尽きます。私が中学生の頃、父が早世して以来、女手ひとつで三人の子どもを育ててくれました。昼も夜もなく働き続けたうえに、ひとりで父親役と母親役を担わなければならなかったことを考えると、その苦労はいかばかりだったかと思いますが、大変だとかつらいとか、そうした愚痴はついぞ聞いたことがございません。
仕事も引退し、年金生活に入ってからは、あちこち趣味のサークルに顔を出したり、旅行をしたりと思いっきり余生を楽しみ、入院直前までひとり暮らしを貫きました。
ひとり暮らしとはいいましても、ご近所のみなさまやサークル仲間のみなさまにずいぶん気に留めていただき、代わるがわる家をのぞいてくださったとうかがっております。また、入院中もたくさんの方にお見舞いにきていただきました。私どもの目の届かないところで、みなさまにずいぶんとお世話になったことと思います。故人になり代わりましてお礼申し上げます。また、私ども遺族一同に対しましても、亡き母の生前と変わりなくお付き合いいただければ幸いでございます。
本日は最後までお見送りいただきましてありがとうございました。

 

例文2

本日はお忙しい中、夫○○の葬儀にお集まりいただき誠にありがとうございました。

主人は○月○日、肝臓がんで逝去いたしました。享年六十歳でした。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、主人は根っからの酒飲みで、健康に悪いからと注意をしても、大丈夫と言うばかりで聞き入れず、相当に乱暴な飲み方をしていました。その心配は的中し、五年後に発病いたしまして、以来、入退院を繰り返してまいりました。
当初、お医者さまには「もって一年」と宣告されておりましたが、家族といたしましては一日でも長く生きてほしいという思いで、本人にも告知して一緒に闘ってまいりました。その甲斐あって、なんとかここまで来られたのだと思っております。
本人も家族も覚悟しておりましたので、この一年でお世話になった方にお別れのあいさつをしたり、両親の墓参りをしたりしまして、それなりに満足のいく最期を迎えられたと考えております。

長期間、患っておりましたので、みなさまにはずいぶんご心配をおかけいたしました。また、入院中は多くの方にお見舞いいただきました。みなさまの温かいお言葉が、故人にも、また私たち家族にもどれだけ励みになったかしれません。ここにあらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。今後も故人の生前と同じようにお付き合いをお願い申し上げます。

本日はありがとうございました。


関連記事