認知症

アルツハイマー型認知症の兆候に気づく質問

認知症の症状として、
よく知られているのは「もの忘れ」です。

老化に伴うもの忘れは、
誰にでも起こりうるもので、
特段気にする必要はないかと思います。

ですが、認知症によるもの忘れの場合は
早い段階でその兆候をみつけて、
医師の診断を受けるなど、早い対応が大切になります。

認知症の発症原因によっては、
適切な治療で治る可能性があります。

認知症の場合でも、早い段階から治療することで
重症化の遅延や行動・心理症状の軽減につながります。

認知症によるもの忘れの場合、
中核症状の記憶障害がみられるようになります。記憶障害が表れているかどうかに気づくためには、「昨日の夕食は何を食べましたか?」と、本人に質問するのはひとつの方法です。

ただ、質問する側も記憶があいまいではいけまので、
事前にメモを取る、撮影する等、正解を確認しておきます。

質問してみて、5品のおかずのうち、
3つくらい正しく答えられていれば、
一旦は認知症の心配はなさそうです。

しかし、アルツハイマー型認知症の場合、
取り繕っているケースがありますので、
注意が必要になります。

前日の夕食に食べたものを質問されたとき
アルツハイマー型認知症の人の場合、

「たいしたものは食べてないなあ」

「前日の残りものだった」

などと答えることがあります。

一見、ごく自然に受け答えをしていて
会話が成立しているようにみえます。

実は食べたものを覚えていなくて、
具体的に答えられないだけの可能性があります。

もちろん、本人には騙す気はなく、
覚えていないことを悟られないように、
うまく取り繕って、そのような答え方をしているのです。

他にも認知症のサインがみられるようであれば、
認知症を疑って、早期に医師の診断を受けるといいでしょう。

他の認知症のサインについては、
東京都が無料公開している

「知って安心 認知症」パンフレット(PDF形式:2.20MB)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/05/DATA/20o5u200.pdf

が参考になります。

同パンフレットのP5-6に、
「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」
として、10個のチェック項目が記載されています。

認知症対策は、早期発見・早期対応が基本です。

今回ご紹介した質問やチェックリストを使って、
まずは自分や家族の変化に早い段階から気づきたいものです。

 

一般社団法人 元気人

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