『知らなきゃ大損!』 確定拠出年金年金ってなあに⁉
いったい”iDeCo” ってなに⁉
確定拠出年金って むつかしい‼
そんな声が聞こえます!
自分で入る 自分で増やす もうひとつの年金。それがiDeCoです。
iDeCo =個人型確定拠出年金の愛称です。
定拠出年金= 毎月決まった額を積み立てて、その資金を自分で運用
しながら老後の備えをする制度です。
いいこと いっぱいあります!!!
Point①
『節税効果』
老後のために自分で投資信託などにお金を積み立てていく制度なの で
すが、他の金融商品にはない“得点”があります。
積み立てた金額の最低15% が実質的にキャッシュバックされるのです。
カラクリは節税効果!!!
個人型DCで積み立てたお金は、 所得控除の対象で課税控除の対象で
課税所得から差し引かれ、払った税金が戻ってきます。
会社員が限度額いっぱい(月23000円年27万6000円) 積み立てた場合
課税所得 → 軽減税額
190万 → 4万1400円
300万 → 5万5200円
500万 → 8万2800円
つまり、所得税が500万円の人が、毎月2万3000円( 年間27万6000
円)を積み立てると、所得税と住民税合わせて、 年8万2800円も軽減
されます。
所得税は、年末調整か確定申告で還付され、 翌年の給与から天引きされる
住民税も減る仕組みです。
住民税は一律10%なので、積み立てたお金のうち所得税率が、 最低の5%
の人でも合わせて15%!
10%の人なら20%が返ってくるわけです。
自分の将来の為に積み立てるだけで節税ができるのです。
これって、すごくないですか⁉
また、個人型DCは、公的年金とは全く制度が異なり、 自分が積み立てた
お金はすべて、自分の財産です。
もしも、加入者が 死亡した場合は、相続人に全額返還されます。
つまり、掛け捨てではないんです。
Point2
「運用益は非課税」
通常、金融商品を運用すると、運用益に課税されますが、( 源泉分離税
20.315%) 「iDeCo」なら非課税で再投資され、より大きな複利効果を
期待できます。
毎月2万3000円を30年間、平均利回り3%で運用した場合
。課税の場合の元利合計額 1209万円
。非課税の場合の元利合計額 1339万円
差額 130万円‼ お得です。
Point3
「信託報酬支払額の違い」
個人型DCは、一般の口座より安いコストで運用できます。
投資信託には保有しているだけで、 信託報酬という手数料が自動的に差
し引かれますが、個人DCの口座で購入できる投資信託は、 それが、安
い傾向があります。
毎月2万3000円を30年間積み立てた場合
信託報酬の0.2%の場合の支払手数料合計額=25万6000円
信託報酬の0.65%の場合の支払手数料合計額= 83万4000円
差額=57万8000円‼
「ToPIX(東証株価指数) に連動するインデックス投信の場合、銀行や
証券会社で買える商品の信託報酬は、0.65% 程度が一般的ですが、個
人型DCでは、0.2%からあります。」
これが、30年間積み重ねると、支払いコストの差は大きい。
老後に年金として受け取る際にも、 公的年金年金等控除が適用され、一時金
として一括で受け取った場合も退職所得控除を利用できるので、 税負担が
軽くなります。
つまり“最強”の資産形成の手術=個人型確定拠出年金 iDeCo かな
と、思います。
。注意点
60歳まで引き出せないうえ、 途中でやめたくても原則として脱退はでき
ません。
掛け金を減らすことは出来るので、 下限である5000円に変更は可能です。
。月々の掛け金の上限
。企業年金のない会社員と専業主婦は2万3000円。
。勤務先の企業年金が企業型DCのみの会社員は20000円。
。企業年金のある会社の会社員と公務員は1万2000円
。自営業者は6万8000円。
ご自身の老後のための積み立てです。
ちゃんと、勉強して、考えて、選んで、 そして投資を楽しんでみて下さい‼
次回は、どこではじめればいいの?
運用は?
など、ふれてみたいと思います。