認知症

意外と知られていない認知症のデメリット:ご存知でしょうか?人間関係が悪化するってこと。

認知症に対しては誤解も多く、
また、意外と知られていないこともあります。

認知症については、
マイナスのイメージは先行しているものの、
認知症がもたらすデメリットについては
意外と知られていなかったりします。

今回も、認知症がもたらすデメリットについて
確認していきます。

「認知症」では、
もの忘れや実行機能障害などの中核症状以外にも
妄想や攻撃的言動などの行動・心理症状(BPSD)も
みられるようになります。

環境や周囲とのかかわり合い次第では、BPSDの症状は悪化し、
怒りっぽくなったり、頑固になったり、疑い深くなったります。

介護拒否や暴言・暴力の症状が出ることもあります。

こうした態度は、介護する家族を戸惑わせ、
家族では対応がなかなか難しくなってきます。

認知症の介護をめぐって、
家族間がぎくしゃくしたり、もめたり、
最悪の場合、裁判にもつれ込むケースもあります。

介護のプロである介護職員・スタッフでも
認知症の人への対応には難しさを感じているといいます。

そのため、認知症はほかの病気以上に
介護の負担が大きくなる傾向にあります。

また、厚生労働省の調査では、
平成25年に虐待された高齢者のうち、
認知症をもつ人が85%という結果も出ています。

虐待に至るには、複合的な要因が重なっていますが、
認知症のBPSDが、介護する人にストレスをもたらし、
虐待を誘因しているのは十分に考えられます。
(もちろん、BPSDがみられるからといって
必ずしも虐待につながるわけではありません)

この意味においては、認知症はほかの病気と違い、
家族や介護者との人間関係も悪化させやすいといえます。

介護の負担が大きく、介護者との関係性も傷つける
可能性がある認知症では、誰にとっても望まないけど、
やむを得ない介護が起きてしまっているのです。

なお、本人と介護者の間に、関係性が構築できていれば、
BPSDの症状緩和につながります。

BPSDの症状がないか、あっても軽微であれば、
本人と介護者との間にはさらなる関係性の構築が期待できます。

そして、逆の場合は、悪化していくBPSDが
本人と介護者との関係性を傷つけ、そのことが
さらにBPSDを重症化していくという悪循環に陥ります。

人との関係性を深めていくかかわり合い、
すなわち、人とのつながりはその活動自体が
認知症予防につながっています。

関係性を通して、お互いがお互いの理解を深めていくことは、
もしもの認知症のときに必要となる介護でも好影響していきます。

介護において、本人も介護者も
何が望みで、何が嫌なのかの理解が進めば、
BPSDの症状も緩和していくことでしょう。

以上をまとめますと、
コミュニケーションがいかに大事であるかということになります。

ちなみに、親やパートナーの
好きな食べ物やされて嫌なこと、
今興味あることや過去の歩みなど、
家族のことを十分に知っていますでしょうか?

「いいえ」になったとしても大丈夫です。

今からでもコミュニケーションを重ねて、
関係性を築いていけばいいのですから。

また、お父さんにおかれましては、
いつもの鬼嫁が寝静まってからの帰宅ではなく、
早めに帰宅して、ケーキのひとつでも買って、
ちょっと会話の時間をもつのはいかがでしょうか?

 

一般社団法人 元気人

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