介護ニュース

認知症が問題ではなく、認知症に対する捉え方が問題なのである

ある経営者から次のような
格言を聞いたことがあります。

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問題が問題ではない。
その問題に対する捉え方が、問題なのである。
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人は生きている限り、
問題が起こることは避けられません。

問題の発生自体を
自分でコントロールすることはできないのです。

ただ、その問題に対する対処の仕方には、
選択の余地があり、自分でコントロールできます。

とはいえ、対処の仕方を選択するときに
影響を及ぼしてくるのが、問題に対する捉え方です。

正しく捉えていれば、正しい対処の仕方を選択でき、
間違って捉えていれば、間違った対処の仕方を
選択することになります。

これは、問題を認知症に置き換えても
通じる話ではないかと思います。

認知症は高齢になるほど発症リスクが高まるため、
誰もが認知症と向き合って生きていく必要があります。

生きている限り、本人や家族の
認知症を避けることはほぼ不可能かと思います。

ここで大事になってくるのは、
認知症に対する捉え方です。

認知症に対する捉え方に問題がある場合、
つまり、間違った理解や思い込みがあることで、
認知症への対処が後手に回ったり、間違ったりします。

例えば、認知症に対して

「歳を取れば、誰でもボケるし
認知症はもう治らない」

と、捉えていて、
自分や家族にもの忘れの症状が出てきているのに
あきらめていませんでしょうか?

そのような捉え方から、
受診する機会が遅れたり、
適切な治療を受ける機会を失ったりすることが
起きています。

適切に対処できていれば、
本人も家族も苦しまなくても済み、
もっと楽に認知症と向き合えたはずだったのです。

認知症予防においては、
認知症に対する誤解を解き、
正しく捉えるプロセスも含まれています。

認知症研究は日進月歩で進歩しており、
以前は常識であったことが
今では非常識であることもあります。

認知症に対して古くて間違った考え方と
新しくて正しい考え方とを比較しながら、
自身や家族の認知症への理解を確認するとよいでしょう。

<古くて間違った考え方>
・認知症は歳をとれば誰もが発症する

<新しくて正しい考え方>
・加齢によって発症リスクは高まるが、
全員がかかるわけではない

<古くて間違った考え方>
・治らない病気だから、治療はムダである

<新しくて正しい考え方>
・一部の認知症は適切な治療で治る可能性がある
進行を抑えたり、症状を緩和する治療やケアもあるので、
早めに専門家に相談することが大事

<古くて間違った考え方>
・どうせ認知症は防げない

<新しくて正しい考え方>
・発症を遅らせたり、進行を抑える方法が
いろいろと明らかになっている

<古くて間違った考え方>
・認知症予防は何か面倒くさい

<新しくて正しい考え方>
・認知症発症後のほうがもっと面倒なことになる
楽しくて、日常生活を豊かにする認知症予防がある

<古くて間違った考え方>
・認知症になってしまったら、
何もしないで家の中でじっとしてもらう

<新しくて正しい考え方>
・本人ができることに内容を変えても、
役割までを奪わないことが大事

 

一般社団法人 元気人

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