介護

40~50代の認知症予防:運動編  元気人

認知症の発症原因は、70近くあるといわれていますが、
割合ではアルツハイマー病と脳血管障害で約7割をしめています。

この2つの認知症の発症原因を回避することから
認知症予防はスタートするといえます。

近年の研究からは、脳血管障害だけでなく、アルツハイマー病も
運動や食事などの生活習慣が関係していることがわかっています。

生活習慣であれば、多くの場合でコントロールが可能で、
生活習慣を見直すことで、認知症に強い脳とからだ作りが達成されます。

とはいえ、認知症に強い生活習慣を確立するにあたり、
どこに比重を置くかは年代によって変わってきます。

今回は40~50代が心がけたい
「運動」についてみていきたいと思います。

この年代の認知症予防としては、何か選択する際は、
極力、身体を動かすほうの選択肢を選ぶようにします。

例えば、日常生活の中で

・エレベーターと階段があれば、階段を選ぶ
・最寄りではなく、ひとつ手前のバス停で降りる
・家でゴロゴロではなく、10分でも散歩をする
・駐車場では車を遠くに停める

など、少しでもいいので身体を動かすことを心がけていきます。

アルツハイマー病では初期から海馬の萎縮がみられますが、
有酸素運動によって、記憶を司る脳の海馬が大きくなる
という研究結果があります。

有酸素運動によって海馬の容量を大きくしておくことで、
いつしか脳の病変が進んでも、日常生活に支障が出るほど
記憶障害が進行するまで、ある程度時間が稼げることになります。

つまり、認知症の予防や発症遅延につながるのです。

とはいえ、仕事や家庭で忙しい40〜50代のお父さんが
運動のためにまとまった時間を捻出するのは、
なかなか大変なところがあります。

「運動はしたいけれども、時間がとれないなあ」
というお父さんに朗報です。

10分間の軽い運動でも認知機能を高めるという研究結果があります。
(Hideaki Soya, et al, NeuroImage 2014)

また、有酸素運動は細切れに行っても、
まとまった時間で行った場合とほぼ同様の効果が得られる
と指摘する研究者もいます。

「塵も積もれば山となる」ということわざがあります。

運動のためにまとまった時間がとれない場合は、
細切れでもいいので運動を積み重ねて、
トータルの運動量を増やしていきましょう。

一つひとつは小さな運動でも、
その積み重ねが将来の認知症予防につながります。

また、若い頃からの習慣は歳をとってからも継続するものです。

高齢になって身体が衰えてから、身体を鍛えようとしても
さび付いた自転車を漕ぐようなもので、なかなか大変です。

身体がまだまだ動き、気力がある中年期に
日頃から身体を動かし、運動習慣を身につけておくことは、
高齢になってからの身体機能の低下を防いでくれます。

以上、まとめますと、
40~50代に心がけたい認知症予防のための運動内容としては、
細切れの運動でもいいので身体を動かし、トータルで
運動量を稼ぐことを目指していくとよいでしょう。

一般社団法人 元気人

TEL 03-6441-0043 [平日10時-18時]

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