地域包括ケアシステムとは
高齢者の要介護度が重度になっても,住み慣れた地域で自立した生活を安心して続けることができるよう,介護,保健(予防),医療,生活支援,住まいの5つのサービスが一体的に切れ目なく提供される仕組みです。
平成23年6月改正の介護保険法に「地域包括ケア」の理念が規定されたことを受け,福岡市においても団塊の世代が全て75歳以上となる平成37年度に向けて、地域包括ケアシステムの推進に取り組んでいます。
これまでの取組み
(1)「福岡市地域包括ケアシステム検討会議」による検討(平成24年度~平成26年度)
保健(予防),医療,介護,生活支援等にかかわる関係機関・団体及び行政で,地域包括ケアシステムの推
進に向けた具体的な取組みを検討しました。
(2)「医療と介護の連携強化」と「地域で高齢者を支える仕組みづくり」の2つのモデル事業の実施
(平成25年度,平成26年度)
医療,介護分野を中心とした多職種連携と地域における支えあい助け合いの仕組みづくりのためのモデル事
業を実施しました。
今後の取組の方向性(平成27年度~)
地域包括ケア実現に向け,関係機関・団体・行政等の関係者間で目指す姿と目標,平成27年度から3年間の具体的取組の共有を図ることを目的とし,「福岡市地域包括ケアアクションプラン 2015~2017」を作成しました。今後,このアクションプランに基づき、関係機関・団体と行政が連携して、地域包括ケアの実現に向けた取組みを進めます。
※「福岡市地域包括ケアアクションプラン2015~2017」 (3,076kbyte)