介護

「ビフィズス菌A1(Bifidobacterium breve A1)」が軽度認知障害が疑われる方の認知機能を改善する可能性 ~日本農芸化学会 2018年度大会発表内容の報告~ 

近年、腸内細菌と健康が密接に関連していることが明らかとなっており、腸内細菌を含めた腸と脳の機能連関を意味する“脳腸相関”が注目されています。また、これまでに一部のビフィズス菌や乳酸菌の抗不安作用が報告されるなど、プロバイオティクス摂取による脳機能への働きが明らかになっています。
一方、アルツハイマー病をはじめとした認知症患者は世界的に増加しており、日本の認知症患者数は2012年時点で約462万人、2025年には700万人を超え、65歳以上の高齢者のうち5人に1人が認知症を患う予測が発表されています(2015年、厚生労働省)。認知症は一度発症すると進行を止めたり、回復させる治療が困難であることから、発症を予防するため生活習慣の改善など日々の生活の中で実践できる有効な対策を見出すことが課題となっています。

<研究内容>
■研究方法
・ 対象者 :ミニメンタルステート検査(MMSE)※4にて軽度認知障害の可能性が高いとされた高齢者27名
・ 研究デザイン:前後比較試験
・ 内容 : 2016年12月から2017 年7月にかけて、愛媛県松山市内の整形外科に通院中の方を対象に実施しまし
た。軽度認知障害であると考えられるMMSEスコア22点から26点に該当する被験者に、「ビフィズス
菌A1」入りのカプセル(「ビフィズス菌A1」 を100億個含有)を1日2個摂取していただきました。
摂取前及び8週後、16週後、24週後にMMSEによって認知機能評価を行いました。

■研究結果 ~認知機能評価~
MMSEスコアは、「ビフィズス菌A1」の摂取により、摂取前から、摂取16週後と、24週後のいずれにおい  ても経時的に有意な上昇が認められました(図)。

■考察と今後
以上の研究結果から、「ビフィズス菌A1」の継続摂取により軽度認知障害が疑われる高齢者の認知機能改善効果に関する可能性が示されました。
今後はプラセボ摂取を対照群とした二重盲検試験※5により、「ビフィズス菌A1」の有効性を検証するとともに、エビデンスを積み重ねることにより、食を通じた社会貢献の実現に邁進してまいります。

 

詳細はこちら https://prtimes.jp/a/?f=d21580-20180320-1827.pdf

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