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だから話そう!そして、笑おう!   元気人

日本は、医療の充実などを背景に高齢化率27%以上という
世界でも例をみないほどの超高齢社会になりました。

この超高齢社会の中、高齢者の自殺は
深刻な社会問題の一つとなっています。

人類は太古から長寿の実現を目指し、
日本ではそれが現実のものになってきていますが、
その裏で自ら命を絶つ人がいるという現状をみますと、
心に痛みを覚えます、、、、

そうした自殺を考えている人に
何かしら手を差し伸べられないかと思うのですが、
ひとつ手がかりとなる米国の研究結果があります。

米国テキサス大学の研究者が、
2005〜2014年に傷害で亡くなった人のデータを分析しました。

その結果、50歳以上の自殺者のうち約1/4が
その意思を周囲に打ち明けていたことがわかったのです。

また、高齢になるほど、打ち明ける自殺者の割合が高まり、
健康上の問題の場合、自殺の意思を打ち明ける傾向にあるとのこと。

そして、自殺前にその意思を打ち明けた相手として、
多かったのは配偶者や家族でした。

この研究結果を踏まえるのであれば、
家族にとって不本意で悲しい自殺を、
防止できる機会があるということになります。

自殺をほのめかすような話が家族から出たときに
自分の価値観から説得したり、評価したりすることなく、
傾聴と共感、受容の姿勢で、誠意をもって相手の話を聴くこと。

安易に励ますことも、軽くあしらうこともなく、
相手の存在、これまでしてくれた行為に感謝を伝えること。

こうしたコミュニケーションの積み重ねが、
本人の自殺を思いとどまらせるきっかけになります。

また、日頃からの充実したコミュニケーションは
高齢者の自殺に関係しているうつの予防にもつながります。

同時に人とのコミュニケーションは前頭葉を活性化させますので、
認知症の予防や発症遅延も期待することができます。

コミュニケーションの中に笑いがたくさんあれば、
心身にさらなるプラスの影響をもたらしてくれます。

日本では高齢者の認知症も自殺も深刻な社会問題となっています。

周囲とのコミュニケーションが充実していくことで、
認知症の予防や発症遅延、うつの防止につながるとともに、
もしもの自殺を思いとどまらせることにもなります。

もし、ご無沙汰している家族や友人がいましたら、
久しぶりに連絡をとってみてはいかがでしょうか?

————————–
【文献】
Namkee G Choi, et al.
“Older Suicide Decedents: Intent Disclosure,
Mental and Physical Health, and Suicide Means”
American journal of preventive medicine. Sep 25 (2017)

 

一般社団法人 元気人

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