健康ニュース

ロコモ度チェックができるアプリ「ロコモニター」が人工知能を活用してバージョンアップ! ~ロコモティブシンドローム研究・予防改善用iOSアプリ「ロコモニタープラス」をリリース~

2016年2月の開発以来、「ロコモニター」はスマートフォンを用いることで、これまでロコモへの関心が低く研究の対象となっていなかった若い世代への認知を広げ、多数のユーザーを取り込むことに成功しました。今回のバージョンアップにより、Apple社の医学研究プラットフォーム(ResearchKit)とヘルスケアプラットフォーム(CareKit® ※)をひとつのアプリに搭載することで、歩数や心拍数など診察室で収集不可能な「継続的かつ客観的な健康データ」を、ユーザーに負担をかけることなく日々の生活の中で自動収集できるようにしています。また、ResearchKitの機能と人工知能(AI)の機械学習を組み合わせ、従来は検者を必要とした3つのロコモ度テストを「いつでも・どこでも・1人で・手軽に」実施できるようにしたほか、ロコモ度テスト等の結果を即座に解析し、ユーザーごとに運動や食事メニューなど最適化された生活改善アドバイスを表示するアルゴリズムも独自開発しました。

※ ResearchKit®は医学研究を、CareKit®は健康管理をサポートする目的で開発されたオープンソース・フレームワークです。http://www.apple.com/jp/researchkit/

■「ロコモニタープラス」の特徴〔従来アプリ「ロコモニター」からの改善点〕

  1. 世界で初めてApple社の医学研究プラットフォーム(ResearchKit)とヘルスケアプラットフォーム(CareKit)をひとつのアプリに搭載しました。その結果、疫学研究によるロコモの実態解明と、継続的なケアによるロコモの予防改善を同時に進めることが可能となります。
  2. 同性同世代のユーザーと比較して自分のロコモ度がどれくらいの順位に位置しているかを表示し、健康増進へのモチベーションを高めることを目指しました。
  3. 人工知能(AI)の機械学習により、スマートフォンのセンサーの精度不足を補いました。
  4. ロコモ度テスト等の結果を即座に解析し、各ユーザーに最適化された運動や食事メニューを提案するアルゴリズムを独自に開発しました。
  5. 企業・自治体・介護施設等で、大人数の運動機能を把握・管理するためのWebサービスをリリースしました。

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■これまでの実績〔従来アプリ「ロコモニター」の実績〕

  • 累計ダウンロード数:6,608(2018年5月21日現在)
  • 有効回答率:50%以上(平均年齢:40.6歳、全都道府県からの有効ユーザー)

順天堂大学は文部科学省と科学技術振興機構が推進する「革新的イノベーション創出プログラム」(Center of Innovation=COI)の中核研究機関として、ロコモの未然防止方法を開発するプロジェクトに取り組んでおり、今回のアプリケーション開発もその活動の一環です。今後も、医学、スポーツ科学の要素を取り入れたアプリケーションの開発により、同分野における研究をさらに加速させるとともに、「スポーツ・健康」と「セルフケア・医療」の融合による健康維持・増進を図ることで、全ての人々をアクティブな状態へ誘導する「アクティブ・フォー・オール」の実現を目指します。

* プライバシーと安全性について
収集されたデータは、個人の特定に結びつく情報を一切持たないため、万が一漏洩しても個人の権利や財産の損害に結びつくことはありません。研究への参加は自由意思によるものですので、いつでも研究への参加を中止することができます。研究の協力にあたり、利害および費用の負担は一切発生しません。また、本研究は問診を中心とした疫学的観察研究であり、何らかの身体負荷がかかる介入は一切ないため安全です。

* データの扱いについて
ご協力によって得られた研究成果、および収集されたデータは、ロコモティブシンドロームの研究に役立てるため、学会発表や学術雑誌などに公表されることがあります。 また、この研究のために集めたデータを別の研究または開発に利用する場合があります(今はまだ計画・予想されていないものの、将来、非常に重要な検討が必要となるような場合)。研究から生じる知的財産権は、順天堂大学に帰属します。

* 対象について
iPhone上のアプリ内で同意を得た方のみを対象としています。

* アプリケーションのダウンロードについて
App Storeから、無料でダウンロードいただけます。

【研究の意義】
スマートフォンアプリを用いてロコモティブシンドロームの予防・改善・啓蒙を行うことを目的とした新しいタイプの大規模臨床研究です。

【特記事項】

  • 本アプリケーションで実施する臨床研究については、すべて本学倫理委員会の審査を経て正式に承認されています。
  • 本アプリは臨床研究におけるデータ収集用に専用開発されたものであり、それ以外の目的の使用を意図していません。研究参加によるいかなる健康被害、および機器破損に対しては補償できません。
  • 本研究のユーザーはiPhoneユーザーに限られるため、所有ユーザー層によるバイアスがかかる可能性があります。

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